2017年12月までのこと

とりあんどぞう 俳優になりたい人の日記

俳優になりたい人のノートを始めようをしたものの、
前提が共有できていないとかなり意味不明なものになってしまうと気づいた。

なので、まずは役者活動に関して、日記が始まる2017年末までのことを書いておく。

私、阿野一人は幼少のころから、将来の夢は「ミュージカル俳優」だった。
1983年生まれにしては、なかなかレアな夢だったように思う。
が、親の意向やその時の気分に流されて特に行動には移していない。

大学卒業後はヘラヘラ就職するも、続かず転職を繰り返す。
3.11後には結構一念発起してビジネスエリートのキャリアを歩き出すも、
やっぱり続けられず、こりゃもう心の向くままに生きるしかないなと諦め、
2015年に「現在美術家アーの人」としてパフォーマンス活動を始める。

2017年に時事問題を元にしてコントを1000本つくろう、と思い立つが、
4月から9月で150本くらい撮っても演技が全然うまくならない。
こりゃちゃんと習わないとダメだな、と思ったところに、
T1projectの「24ヵ月プロジェクト」の広告をみつける。
24か月でド素人を役者にする、というワークショップである。

2017年の10月からワークショップが始まるものの、
「感情を動かすべし」
「世界を繊細に捉えるべし」
「人間関係の機微を知るべし」
という教えは、いきなり巨大な壁として私の前に立ちはだかった。

それまでの育てられ方、仕事の仕方、生き方は、
「感情を動かしてはならない」
「ノイズは排除すべきである」
「情で結びついた人間関係は悪である」
だったからだ。

私は悩んだ。「アーの人」で多少評価されたものの、
ロジックとマクロ視点で考える人間は、表現には向いていないのではないかと思った。
そういえば、大学受験で文学部を受けると塾講師に言ったときも、
「君の書くものには自分がないから、文学より社会科学の方が絶対に向いている」
と言われていた。

だからまず、私の役者見習いの第一歩は、感情というものを見つめなおすことから始まった。
ちょうど2017年の夏に、結婚を考えていた恋人と別れた。
まずはその喪失感にちゃんと向き合ってみようと試み、
結果、2017年の年末はめちゃめちゃ落ち込んでいた。

そんなところから、現在ミュージカル俳優・阿野一人の2018年は始まります。

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